肥後一之宮阿蘇神社の北に鎮座することから北宮とも呼ばれている国造神社。約二千年前の創建と伝えられ、阿蘇開拓の祖 健磐龍命たけいわたつのみことの第一子である速瓶玉命はやみかたまのみことをはじめ四神をお祀りしています。
一年を通し、稲作儀礼を中心に神事がとりおこなわれます。特に御田祭は氏子奉仕による神輿、宇奈利（神饌を運ぶ女性所役のこと）などの神幸行列は古式ゆかしく斎行されます。
肥後国誌には、阿蘇谷が湖だった頃、阿蘇大明神が開拓のために立野の瀬を蹴破り大鯰を追い出したという神話が紹介されています。
阿蘇國造神社に現存する様々な建造物が文化財や記念物に指定されています。
